2012年11月14日

菅井ノート後手編



ゴキ中党待望の一冊!

発売から1カ月半。かなり評価が高いようだ。

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発売前にAmazonで注文した。

中身を見ると、期待を裏切らなかった。いや、期待以上の内容だ。

「棋界のニュースターが放つ渾身の戦術書」という帯の記載がぴったり。

286ページにわたって菅井五段の研究成果が凝縮されている。まだ全部を読ん
でいないが、差し障りない程度で内容を紹介したい。

本書の特徴は、テーマをゴキゲン中飛車対超速に絞り、掘り下げた研究成果を
発表していること。全ページ中、対超速に約250ページを割いている。

ゴキ中対超速のバイブルと言えるだろう。

本書の構成は、
第1章 超速▲3七銀VS菅井流(約60ページ)
第2章 超速▲3七銀VS△3二金型(約100ページ)
第3章 超速▲3七銀VS△3二銀型(約20ページ)
第4章 超速▲3七銀VS△4四銀型(約70ページ)
第5章 ゴキゲン対一直線穴熊(約10ページ)
第6章 その他の振り飛車(約20ページ)
となっている。

第1章 超速▲3七銀VS菅井流

20121114(第1図).png

第1図の△4四歩が菅井流。佐藤王将(当時九段)の▲5七玉はあまりにも
有名。

自分が指し始めた手だけあって、かなりページを割いている。ただ、乱戦にな
りやすく、指しこなすのは難しい。

ちなみに、私は指したことがない。

第2章 超速▲3七銀VS△3二金型

20121114(第2図).png

ゴキゲン対超速で最も多く指されている形。それだけに変化も多く、本書で最
もページを割いている。

そのため、マスターするのは大変だが、後手が互角以上に戦える変化も多く、
私は△3二金型が最有力だと思っている。

第3章 超速▲3七銀VS△3二銀型

20121114(第3図).png

左金を玉側に寄せられれば玉は堅くなるが、△3二金型と比べて2、3筋が
薄い印象がある。

△3二金型と比べ、実戦例は少ない。

第4章 超速▲3七銀VS△4四銀型

20121114(第4図).png

先手の急戦を封る手堅い指し方。
じっくりした戦いになりやすいので人気が高い。

ただ、イビ穴ではなく、▲6六銀型には苦戦している印象がある。

第5章 ゴキゲン対一直線穴熊

20121114(第5図).png

超速が流行する前はよく指された形。今でも超速の次に多いかもしれない。

先手のイビ穴は堅くなりにくいので、後手も十分戦えると思っている。

第6章 その他の振り飛車

角交換四間飛車などを紹介しているが、あっさり流した感じ。

本当はもっと詳しく紹介したいところだが、買ってみてのお楽しみ。
ということで、まだ買っていない方はいかがでしょうか。

菅井ノート先手編も現在執筆中らしい。
内容は石田流と先手中飛車と思われるが、待ち遠しい。

バックナンバー

2012.10.07 ゴキゲン中飛車対超速の現状



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posted by yamataka at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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