2012年11月17日

私の定跡研究法

勝率アップのためには、詰め将棋などの終盤のトレーニングの他、定跡研究が
欠かせない。

今日は、私の定跡研究法を紹介したい。

ただし、これをすれば一瞬にして強くなるといった即効性のある方法ではない。

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どうすれば強くなれるのか、どうすれば勝てるようになるのかは、
強い人にとっても、そうでない人にとっても永遠の課題であろう。

その答えは自分で見つけるしかないが、強くなるための王道はある。

ざっくり言えば、定跡研究、詰め将棋、実戦を繰り返して強くなるということ。
強くなるには地道な努力が必要だ。

とはいっても、趣味でやっているので、楽しくなければ続かない。
楽しみながら強くなりたいといつも思っている。

前置きはこれくらいにして、今日は私の定跡研究法を紹介したい。
ただし、特殊なことをやっているわけではない。

基本的には次の5つである。
1.定跡書を読む
2.プロの棋譜を並べる
3.メール対局で試す
4.棋譜管理ソフトに入力する
5.ブログを書く
これらを順に説明する。

1.定跡書を読む

定跡書を読んで覚えるというごく普通の勉強法。

最近は本当に定跡書が充実している。あらゆる戦型の良書があるので、目移り
してしまうほどだ。

この流れを切り開いたのが「羽生の頭脳」。これ以来、プロ棋士が惜しげもな
く最新研究を披露するようになった。

特定の戦法の本を集中的に読むか、いろいろな戦法の本を幅広く読むかは、人
それぞれであろう。

同じ戦法の本を複数買って、読み比べたりするのも面白い。
ゴキゲン中飛車の急所速攻!ゴキゲン中飛車破りのように、同じ局面でも
結論が違ってたりする。

定跡書を読む場合の注意点
@定跡書を丸暗記したり、鵜呑みにしてはいけない
 → 丸暗記では応用が効かず、身につかない。自分で考えることが重要
A発売した時点では、既に最新定跡ではなくなっている可能性がある
 → 定跡は日進月歩。日々結論が変わることもある。
B定跡書の中には片方に肩入れして、書かれているものもある
 → こういう本が悪いわけではなく、攻め筋の理解に役立つ

2.プロの棋譜を並べる

これも、昔からある勉強法。プロの棋譜を並べると、定跡の勉強になるだけで
なく、序盤、中盤、終盤を通して勉強になる。定跡書と比較するのも面白い。

昔は、棋譜を入手するには将棋世界などの雑誌、新聞の観戦記といったものを
見るしかなく、情報ソースも情報量も限られていた。

今では、PCやスマホなどのネット中継やニコニコ動画など、リアルタイムで
プロの将棋を見られるようになり、定跡研究の材料には事欠かない。

最近は、棋譜を並べるときに将棋盤と駒を使うことはほとんどなく、専らPC
やスマホ。だが、実際に盤駒を使って並べる方が身に付く気がするのは気のせ
いだろうか?

3.メール対局で試す

ここからが、独自の研究法だと思っている。

皆様はメール対局をご存知でしょうか。

対局相手にメールで指し手を送信し、一手ずつ進めていくのがメール対局。
郵便将棋のネット版と言えようか?

これがなかなか面白く、複数人と並行して指すことができ、多いときで同時に
10人以上と指している。

メール対局は、日頃疑問に思っている局面を試す場として最適だと思っている。
例えば、定跡書では先手有利となっているが、本当にそうなのかと疑問を持っ
た場合、メール対局で身をもって体験することができる。

相手がいることなので、必ずしも誘導したい局面になるとは限らないが、定跡
研究の場として有効に活用している。

生対局と大きく違うのが終盤戦。
秒読みがないので、終盤で逆転することはまれである。

4.棋譜管理ソフトに入力する

若い頃と違って、最近は定跡書を読んでもなかなか覚えられなくなった。

したがって、定跡を整理する必要があるが、その際に有効なのが棋譜ソフトへ
の入力。私は、柿木義一さん作成のKifu for WindowsとKifu for Androidに
定跡書の内容を入力している。

戦型ごとにファイルを分け、「ゴキゲン超速3二金」といったファイル名で
作成している。1つのファイルにすべての定跡書を入力するより、細かく分け
る方が管理しやすいと思っている。

現在、菅井ノート後手編を入力中。

メリットは、
@入力してしまえば定跡書を持ち歩かなくてすむ
A複数の定跡書の内容を1つのファイルに入力すれば、比較可能になる
といったところ。

一方、デメリットは入力するのが大変(時間がかかる)。

これからは、電子書籍の活用も検討したい。

5.ブログを書く

特定の局面における指し手、見解、結論などを記録しておくということだ。

その方法としては、ノートに書く、wordなどを使ってPCに記録するといった
ものがある。

私もwordでまとめてようとしていたが、それだったらその内容をブログで公開
しようということで、当ブログを始めた。

ブログを書くときには、複数の棋譜を比較、検討したりするので、定跡の整理
に役立っている。

ただし、著作権の問題があるので、棋譜のすべてを掲載したり、定跡書を詳細
に記載することはできない。

方法は何でもいいが、現代の複雑化した定跡を整理するには、何らかの形で
記録する必要があると思っている。

こんな方法で定跡研究を進めているが、他にもいい方法があるかどうかを探求
していきたい。ただ、すぐに定跡を忘れてしまうのが悩みの種だ。




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posted by yamataka at 14:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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