2012年11月25日

ゴキゲン中飛車対超速 △3二金型(定跡書の内容を忘れた1局)

20121125(テーマ図).png

テーマ図は私の実戦で現れた局面(後手が私)。

ここで最新研究の一手は?

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超速に対して△3二金型は最も多く指されている戦型だ。超速に対する有力な
対抗策だから多く指されるということなのだが、それだけに変化も多く、
菅井ノート後手編では100ページにもわたって解説されている。

100ページの内容を私が覚えられるはずがなく、今日は私が定跡書の内容を
忘れた1局を紹介したい。

△3二金型の基本図から手順を進める。

20121125(基本図).png

基本図以下の指し手
▲7七銀 △5六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲5五歩 △同 飛 ▲同 銀 △同 角
▲1八飛打△5六歩 ▲5八飛 △2七銀
▲5六飛(テーマ図)

基本図からテーマ図までの手順の中にも膨大な変化手順がある。

例えば、▲7七銀では▲5八金右もある(2012年11月11日の記事参照)。

▲5五歩で▲6六銀と出る手もあるし、▲1八飛打では何通りも指し方がある。
また、▲5八飛では▲2四歩もある。

本譜は、この戦型の代表的な手順。

20121125(テーマ図).png

まずは、私の実戦から見てみる。

テーマ図以下の指し手1
△1八銀不成▲5五飛 △1九銀成▲6八銀
△2九成銀(第1図)

これから紹介する研究手が発見されるまでは、本譜の△1八銀不成が指されて
いた。ただ、この変化は先手がいいという結論になっている。どうも不利な変
化に飛び込んでしまったようだ。

△1八銀不成▲5五飛の局面で、後手は桂香を取りたいが、その順番が問題。

成銀を働かせる意味では、1九〜2九の順番で取りたいのだが、定跡書では
2九〜1九の順番。それには理由がある。

△1九銀成の局面で▲3七桂と逃げれば、後手は桂を取ることができない。
したがって、本譜の▲6八銀では▲3七桂と逃げるべきだったということに
なる。

本譜は狙いどおり、1九〜2九の順番で桂香を取ることができた。

20121125(第1図).png

第1図以下、後手が面白くなったと思った局面もあったが、結果は先手の勝ち。

次に、テーマ図での最新研究手順を見てみる。

20121125(テーマ図).png

テーマ図以下の指し手2
△7七角成▲同 角 △1八銀不成▲同 香
△2八飛(第2図)

テーマ図で△7七角成が最新研究の一手だが、まだ実戦で現れていないらしい。
菅井ノート後手編だけでなく、将棋世界2012年11月号の久保九段の講座でも
書かれているので、先手に有力な対策がない限り実戦で現れないであろう。

△7七角成は後手の角を働かせることになるが、守りの銀を1枚はがしておく
実戦的な手。

20121125(第2図).png

第2図では▲3八銀と▲5八金右が考えられる。また、第2図の直前の
▲1八同香で▲1一角成と香を取る手も考えられる。

菅井ノート後手編では、いずれの変化も後手よしとなっている。

まとめ

△3二金型は変化が多く、指しこなすのが大変だ。痛い思いをしないと、
なかなか定跡を覚えられないのかもしれない。






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posted by yamataka at 09:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゴキゲン中飛車対超速 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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