2012年12月11日

2012年12月10日のネット中継

2012年12月10日の日本将棋連盟ライブ中継(スマホ版)は、渡辺明竜王−羽生善治三冠戦
(棋王戦)、橋本崇載八段−郷田真隆棋王戦( A級順位戦)の2局。

それぞれ重要な1局。

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1.渡辺−羽生戦

第38期棋王戦勝者組の決勝。勝った方が、挑戦者決定二番勝負に進出し、負けた方が敗者復
活戦で広瀬七段と戦う。

渡辺竜王と羽生三冠は、王座戦後も王将リーグの最終局、本局と重要なところで対戦している。

さらに、順位戦のラス前での対戦も決まっている。 ただ、当初の予想に反して、挑戦を左右
する1局にはならない気がしている。

本局は、角換わり腰掛銀となり、先手の渡辺竜王が先攻する展開に。

2012年8月に指された阿久津ー羽生戦(第20期銀河戦決勝)と62手まで同一局面。

一時は先手が桂香損で持ち駒が歩だけになり、攻めが続かないのではないかと見ていたが、
渡辺竜王が攻め切った。

渡辺竜王は、切れそうな細い攻めをつなぐのが本当に上手い。

これで、王座戦で負けた後は、羽生三冠に2連勝。羽生三冠を相手にするときは、他の対局よ
り数段パワーアップするように見えるが、気のせいだろうか?

羽生三冠は、王座戦の勝利で渡辺竜王に対する苦手意識を払拭したかに見えたが、なかなかそ
うはいかないようだ。両者の戦いは、まだまだ続く。

2.橋本−郷田戦

本局は、プロ間で流行の矢倉3七銀戦法となった。興味を持っている戦型なので、近いうちに
指し手を紹介したい。

興味を持っているどころか、振り飛車党に転向してかなりたった今でも矢倉3七銀戦法の先手
番が一番好きな戦法だ。

本局は、定跡形より早いタイミングの▲9八香。このあたりの手順は面白いところだが、また
の機会ということで。

早いタイミングの▲9八香を見て、後手の郷田棋王が端を狙う展開となり、結果は郷田棋王の
勝ち。

これで、郷田棋王は3勝3敗、橋本八段は1勝5敗となった。

橋本八段は順位が9位なので、残り3連勝しないと厳しい。運がよければ2勝1敗でも残れる
かもしれないが。

いずれにしろ、次の高橋九段戦とその次の谷川九段戦が重要。

一方、郷田棋王の残留は固そうだ。今期の順位戦は星が完全に分かれており、残留のボーダー
ラインが低くなりそうだからだ。

ということで、郷田棋王は安心して棋王戦に臨めそう。


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posted by yamataka at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 棋界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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