2013年03月17日

NHK杯戦、渡辺竜王初優勝(羽生三冠5連覇ならず)

第62回NHK杯戦で渡辺明竜王が悲願の初優勝を達成した。

羽生善治三冠は5連覇ならず。NHK杯戦での連勝も24で止まった。
羽生三冠の記録を止めたのは、またしてもこの男だった。

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1.NHK杯戦

第62回NHK杯戦は、昨年に引き続き羽生−渡辺という棋界最高の組み合わせとなった。

果たして、どんな将棋になるかワクワクして見ていたが、将棋の内容は途中から渡辺竜王が
一方的に攻める展開になり、期待していた終盤の競り合いが見られなかった。

羽生三冠の「勢いよく指したい」という対局前のインタビューとは裏腹に、消極的な手が
多かったのが原因であろう。まぁ、後手番だから仕方ないかもしれない。

ともかく、王座戦20連覇を阻止したのに続き、NHK杯戦5連覇を阻止したのも渡辺竜王
であった。やはり、羽生三冠の記録を止めたのはこの男であったか。

3度目の決勝にして初優勝。しかも、昨年の決勝戦で羽生三冠に負けているだけに、
うれしさはひとしおであろう。おめでとうございます。

一方、羽生三冠は敗れはしたものの、NHK杯戦4連覇、24連勝の記録は驚異的であり、
破られることはないであろう。

2.将棋大賞

こうなると難しいのが将棋大賞。

今年度前半の活躍は文句なしに羽生三冠。渡辺竜王から王座を奪取して三冠になったのが
大きかった。王座戦が終わった時点では、羽生三冠の将棋大賞は確実と思われた。

しかし、今年度後半の渡辺竜王の活躍は凄まじかった。

竜王防衛、王将・棋王挑戦、王将奪取、朝日杯優勝、NHK杯優勝。
朝日杯とNHK杯では羽生三冠に勝っている。
これで棋王を獲得すれば三冠となり、将棋大賞は渡辺竜王が有力ではないかと思っている。

3.囲碁界の状況

将棋ブログではあるが、最後にこの話題に触れておきたい。

2013年3月14日、井山裕太本因坊(五冠)が棋聖戦で張栩棋聖を破り、囲碁界で史上初の
六冠となった。

残るは名人のみとなり、七冠達成の期待がかかっている。

張栩棋聖といえば、史上初の五冠を達成し、少し前までの囲碁界の第一人者。
その張栩棋聖から次々とタイトルを奪ったのが井山裕太六冠。
まだ、23歳である。

20年近く前に谷川浩司氏から次々にタイトルを奪った羽生善治氏とダブって見える。
その羽生三冠が七冠を達成したのが25歳。やはり、若くて勢いのある20代でないと
七冠達成は難しいと思う。

井山六冠には是非七冠を達成し、囲碁界を盛り上げていただきたい。

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posted by yamataka at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 棋界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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