2013年07月23日

対女流プロ 平手で初勝利

20130723(テーマ図).jpg

2013年7月6日、某女流プロに平手で教えていただいた1局(先手が私)。

テーマ図は、△9八角と打ち込まれた局面。
次に△8九角成と△8七角成の両方を見せられ、先手は忙しい。
ここでしばらく時間を使い、捌く手順を考えた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

私の石田流に対して後手は左美濃。第1図はそろそろ仕掛ける時期か?

20130723(第1図).jpg

第1図以下の指し手
▲9五歩 △同 歩 ▲同 香 △9三歩
(第2図)

第1図では▲6五歩と仕掛ける手も考えられるが、その前に▲9五歩から一歩補充を
目指す。

▲9五歩から一歩交換する指し方は、確か久保九段が指していたような気がする。
棋譜を検索しても見つからなかったが、どなたかご存知の方はいらっしゃいますか?

それはともかく、▲9五歩△同歩▲同香に△9三歩と受けてくれるのであれば、
先手としては満足。といって、▲9五同香に対して△同香とは取りにくい。

9筋の歩交換のメリットは、以下の2点。
・一歩を持つことによって攻め筋が広がる
・香が9五に移動することにより、△9九角成で香を取られない

第2図からいよいよ本格的な戦いが始まる。

20130723(第2図).jpg

第2図以下の指し手
▲6五歩 △8四飛 ▲7四歩 △同 歩
▲3三角成△同 桂 ▲6六角 △8三飛
▲6四歩 △同 銀 ▲7四飛 △7三銀
▲7六飛 △9八角(テーマ図)

第2図でいよいよ▲6五歩と仕掛ける。

テーマ図まではこんなところか。

△9八角は香が9五に移動したから生じた手。9筋交換を逆用され、悪くしたかと
思い、しばらく考えた。

20130723(テーマ図).jpg

テーマ図以下の指し手
▲7七桂 △8七角成▲7五飛 △8六馬
▲6五桂 △7五馬 ▲同 角 △7四銀
▲6四角 △9四歩 ▲9一角成△9五歩
▲6一角 △4二金右▲7五歩(第3図)

テーマ図の△9八角で△8九角成と△8七角成の両方を見せられ、先手は忙しい。
両方を防ぐことはできないが、桂を取らせるわかにはいかない。

そこで▲7七桂と跳ねたが、▲7七桂〜▲7五飛が好手順だった。
次に▲8五飛や▲6五桂の筋があり、先手としては捌くのに困らなくなった。
飛車と馬の交換は大歓迎だ。

このあたりの局面は感想戦で検討されたが、後手がよくなる順は発見されなかった。
感想戦を観戦していた某プロ棋士から、「天才的なひらめきの将棋ですね」と
褒められ、喜んでしまった。

それはともかく、第3図で飛車を取らずに▲7五歩が厳しい。

20130723(第3図).jpg

第3図以下の指し手
△6三飛 ▲7二角成△6五飛 ▲同 銀
△同 銀 ▲6一飛 △6九飛 ▲8一馬上
△2五歩 ▲5五馬 △1五歩 ▲同 歩
△1七歩 ▲1四桂 △同 香 ▲同 歩
(投了図)
まで83手で先手の勝ち

第3図以下、駒得が大きく、先手よし。

手順中、▲8一馬上が「落ち着いている」と褒められた一着。

最後は後手の時間切れという決着であった。

ただ、投了図は先手勝勢で、6五銀を取れば▲1三銀で詰み。
△1六桂と王手されても▲3九玉で大丈夫。

20130723(投了図).jpg

本局は、仕掛けから最後まで自分でもうまく指せたと思っている。

ただし、相手の女流プロは2面指しで2局とも秒読み。
平手でもハンディをもらっているのと同じことなので、対等な条件で勝ったのでは
ないことは認識している。

でもうれしかった。

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posted by yamataka at 08:24 | Comment(5) | TrackBack(0) | 自戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
快勝でしたね。

 実は、先ほどコメントを書いたのですが、ネット接続の不良で、うまく書きこむことができませんでした。
 かなり綿密な変化まで書き込んだので、少々めげています。簡単な、書き込みでお許しください。

 仕掛けられて、△9三歩と謝るのでは、yamatakaさんが仰る通り、先手の言い分だけが通っています。
 ▲9五歩△同歩▲同香の瞬間に△8六歩を利かすか、△9三歩と謝るところでは、当然△9四歩と打ち▲同香△同香▲9五歩に△8六歩を入れれば、悪くても飛車交換後に手番を握ることができそうです。

 第2図以降テーマ図までも後手は素直に応じています(ほぼ言いなり)。
 2面指しと言うこともありますが、後手の指し手はテーマ図で味の良い▲7七桂が指せない相手にはちょうど良い指し方です。
 つまり、yamatakaさん相手では手合い違いだったと思われます(yamatakaさんが強い)。あるいは、後手が「○わい」か……
Posted by at 2013年08月14日 10:39
英さん、コメントいただき、ありがとうございます。

かなり綿密な変化を見たかったですが、残念です。
おっしゃるとおり、▲9五同香の瞬間が後手にとっては互角に戦えるかどうかの
ポイントだったと思います。

以前、香落ち下手で負けているので相手が弱いということはありません。
おそらく私がヘボなので甘く見たのでは?

それはともかく、テーマ図の▲7七桂以下の捌きを軽視していたようです。
Posted by yamataka at 2013年08月14日 11:57
このHPは、お終いですか?
Posted by ジョー at 2013年12月13日 20:04
このHPは、お終いですか?
Posted by ジョー at 2013年12月13日 20:05
ジョー様
コメントいただき、ありがとうございます。
しばらく記事をアップしていませんが、終わりではありません。年内には再開します。
Posted by yamataka at 2013年12月15日 11:33
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